妊活中には、おすすめできる飲み物と避けるべき飲み物があります。
たとえば、ルイボスティーやハーブティーは妊活に適していますが、種類や飲み方によっては逆効果な場合があるため要注意です。
今回は、妊活中におすすめの飲み物や避けるべき飲み物、そして飲み方の注意点などについて解説しますので、妊活の知識として押さえておくようにしてください。
妊活中におすすめの飲み物
妊活中は、基本的にはカフェインが含まれておらず、健康効果のある栄養素が含まれている飲み物を選ぶのがベターです。
まずは、おすすめの飲み物と具体的なメリットについて見ていきましょう。
ルイボスティー
ルイボスティーには鉄分やポリフェノール、亜鉛といった体質改善に役立つ成分が豊富に含まれています。
ハーブティーの一種ですが、クセが少なくて飲みやすいこともメリットでしょう。
亜鉛は女性ホルモン活性化に役立つほか、精子の質を高める効果にも期待できるため、男女そろって飲むのもおすすめです。
ハーブティー
ハーブティーにはさまざまな種類があります。
目的によっておすすめの種類が異なるため、以下の表を参考にしながらご自身に合ったハーブティーを選びましょう。
【ハーブティーの種類ごとに期待できる効果】
ハーブティーの種類 | 期待できる効果 |
---|---|
ショウガ エルダーフラワー |
身体を温める |
マルベリー ラズベリーリーフ ダンディライオン |
鉄分の摂取による貧血予防 |
ハイビスカス ローズヒップ ダンディライオン |
疲労回復 |
レモングラス ペパーミント |
リフレッシュ |
ラベンダー ローズ |
リラックス |
麦茶
麦茶にはカフェインが含まれていないため、妊活中や妊娠中の方でも安心して飲めることがメリットです。
カフェインを過剰に摂取する人は、そうでない人と比べて妊娠の確率が下がるといわれています。
カフェインレスかつ飲みやすい飲み物を探している場合は、麦茶を選んでみると良いでしょう。
タンポポ茶
タンポポ茶もノンカフェインの飲み物で、妊活中はホルモンバランスの調整や冷え性の改善といった効果に、
出産後は母乳の質を高めるなどの効果に期待できます。妊活中から出産後まで一貫しておすすめできるドリンクです。
黒豆茶
黒豆茶には、ポリフェノールやイソフラボンといった女性ホルモンを活性化させる成分が含まれており、
生理痛が軽減したという女性も多くいらっしゃいます。
また、精力を高める効果にも期待できるため、男女問わずおすすめの飲み物といえます。
妊活中は避けた方が良い飲み物
おすすめの飲み物がある一方で、妊活中はできるだけ避けた方が良い飲み物もあります。
特に糖分が多い市販のジュースや一部のハーブティー、そしてカフェインの過剰摂取には注意しましょう。
ここからは、妊活中に避けることをおすすめする飲み物を紹介していきます。
市販のジュース
市販のジュースには糖分が多く含まれており、
飲みすぎると栄養バランスを崩すおそれがあるため要注意です。
また、健康的に見える野菜ジュースにも糖分が含まれているケースがあるため注意しましょう。
一部のハーブティー
以下のハーブは、妊活中・妊娠中の女性に悪影響を及ぼす可能性があるため避けましょう。
<妊活中・妊娠中に避けるべきハーブ>
・ローマンカモミール
・アロエ
・シナモン
・サフラン
・タイム
・ナツメグ
上記のハーブは、あくまでスパイスとして使うなら問題ないとされていますが、
ハーブティーの場合は過剰に摂取するおそれがあるため要注意です。
コーヒー・ココア
コーヒーやココアにはカフェインが含まれています。
先述したように、カフェインを過剰に摂取すると妊娠する確率が下がるとされているため、コーヒー・ココアに限らずカフェインを多量に含む飲み物は避けましょう。
妊活中の飲み物に関する注意点
おすすめできる飲み物も、飲み方を間違えてしまうと逆効果になってしまうので注意が必要です。
以下の内容を押さえたうえで、好みの飲み物を楽しむようにしてください。
身体に良い飲み物でも飲みすぎには注意する
身体に良い飲み物でも飲みすぎは厳禁です。
たとえば、ルイボスティーはノンカフェインで健康的ですが、ポリフェノールを過剰に摂取することになり、
場合によっては体調を崩すおそれがあります。
できるだけ温かい飲み物を選ぶ
冷たい飲み物よりも温かい飲み物を優先しましょう。
女性が身体を冷やすと月経不順に陥ったり、自律神経のバランスを崩したりする可能性があります。
冷たい飲み物を飲むときは氷を入れないようにする
夏場などに冷たい飲み物を飲むときは、氷を入れずに飲むことをおすすめします。
キンキンに冷えた飲み物を飲むと、胃腸の働きが低下します。
これにより、妊娠の確率が低くなる可能性があるため要注意です。
まとめ
妊活中におすすめの飲み物として、主にルイボスティーやハーブティーなどが挙げられます。
反対に、カフェインや糖分を多く含む飲み物には注意が必要です。
また、身体に良い飲み物を飲むだけでなく、鍼灸の施術によって妊娠の確率を高めるのも効果的なので、
気になる方は一度プロの鍼灸師に相談してみてはいかがでしょうか。
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