今回は自宅で簡単にできる冷え対策として温めることが大切ということで、私の大好
きな入浴について書いていこうと思います。
入浴には独自の効果、お風呂の温熱効果で体温が上がると、ストレッチでもマッサー
ジでも得られない独自の御利益があります。
それはヒートショックプロテイン「（ＨＳＰ）」の増加です。
ヒートショックプロテイン（ＨＳＰ）とは、熱ストレスで誘導される特殊なタンパク
質のことで、
ストレス・傷害を受けたタンパク質を元通りに直す働きがあります。
また修復不可能なほど激しくタンパク質が壊れている場合、ＨＳＰはそのタンパク質
を静かに破壊し、新たなタンパク質の再生を促してくれます。
ヒートショックプロテイン（ＨＳＰ）の中でも入浴で産生されるのはＨＳＰ７０とい
うタイプのもので、血行を良くして代謝や体温を上げる効能があり、筋肉のコリを解
かす働きも期待できます。
また免疫細胞「ＮＫ細胞」の活性を促すので免疫力もアップします！
ＨＳＰ７０の効果をより生かすためにいい入浴方法としては、
40℃前後のぬるま湯に20分程浸かることです。ＨＳＰ７０は入浴後２日まで増えます
ので2日おきにこの方法で温まるといいと思います。
冷え症の方やケガの痛みを早く治したい方はぜひやってみてください！
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