整骨院で通院するには
交通事故を起こしたあと、病院でしっかり診断書をもらってさぁ治療。
後遺症や深刻なダメージが残らないようにしっかりと治療したいものですがそこで役に立つのが整骨院。
ここでは、そんな整骨院へ通院するために必要なことを見ていきます。
●整骨院とは……整体とはちがう国家資格が必要な治療機関です。
まずは整骨院とは何か。
整骨院とは、いわゆる整体（カイロプラクティックなど）とは違い、きちんとした国家資格のある治療機関です。
整体は、無資格者でも開業できる民間療法で、当然健康保険は適用されませんし治療費を保険会社に請求することは原則できないと考えていいでしょう。
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●ステップ１ 医師の同意をもらって、整骨院へ
では、整骨院へ通院するためのステップ１から見ていきましょう。
・診断書は必ずもらう。
繰り返しになりますが、診断書は必ずもらうこと。
診断書は医師にしか発行できませんので、病院において診断書をしっかりともらってください。
・診断書と同時に医師からの同意をしっかりと得ておく
診断書を発行してもらったからと言って、医師に通告なく整骨院には通わないほうが良いでしょう。
あくまで、医学的な判定をするのは医師です。
ですので、医師に無断もしくは反対されたにもかかわらず整骨院に通うということになれば、正当な医療行為を逸脱したと考えられてしまいます。
この場合、最悪、治療費を請求できないという事態に陥ることがあります。
必ず、医師に対して整骨院へ通うことを相談し、同意を得るようにしましょう。
・医師の同意が得られない場合
お医者様の中には、整骨院への通院を認めない方もいらっしゃいます。
これは、自分が治療しているのに他の人の手を借りることに抵抗を感じる医師が少なからずいるために起こること。
少なくとも積極的に整骨院との併用を歓迎する医師は少ないと考えてもいいでしょう。
こういった場合は、病院を変えてしまうのが一番効果的です。
これは、医師会も勧めているセカンドオピニオンの一種ですので、遠慮をする必要はありません。
・医師とはきちんとコンタクトを取り続ける
交通事故の怪我では、後遺症が残る場合が少なからずあります。
損害賠償において後遺障害が認定されると大幅に額が増額になるため、後遺障害がある場合は必ず請求すべきです。
ただ、その際、やはり医師によって『後遺障害診断書』を書いて貰う必要があります。
繰り返しになりますが、診断書を書けるのは医師のみです。
整骨院に通うからと言って医師との関係をおろそかにはせず、同時に併用したりコンタクトを取るなどの状態を保ちましょう。
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●ステップ２ 接骨院の選び方
接骨院を選ぶときは下記の５つのポイントを抑えておきましょう。
①交通事故治療の実績がある。
②病院との併用を嫌わない。もしくは連携が取れる。
③保険や賠償等に明るい、もしくは弁護士や行政書士とコネクションがある。
④手技だけでなくしっかりとした治療機器がある。
⑤実際に交通事故の患者が多く通っている。
・身体だけでなく心に安心な整骨院を選ぶ
交通事故のダメージ、それは身体だけでなく心にも大きなものが残ります。
とうぜん、事故後は冷静ではいられませんし、ずっと続く後遺症や体の不調はストレスを増大させます。
ですので、整骨院を選ぶ際は心にいかに優しいのかも重要なポイント。
病院との関係、保険会社との関係、補償問題、法的なあれこれやたくさんの書類作成……など、事故後のあなたにさらにストレスを与えてくるものに対していかにサポートしてくれるのか。
その点をしっかりと考えて、心に優しい整骨院を選ぶようにしましょう。
●医師の同意のもと心に優しい整骨院に通いましょう
交通事故後のあなたは、自分が思っているよりもダメージを受けています。
身体のダメージはしっかりと医師に診断してもらい、そして心のダメージに配慮した整骨院をしっかりと選ぶ。
交通事故後に整骨院に通う際は、この２つをしっかりと抑えておきましょう。
まずはご相談ください。
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