脊柱管狭窄症とは?発症する原因や症状、治療方法などをご紹介

脊柱管狭窄症とは、脊柱管と呼ばれる骨盤の近くにある管が圧迫され、
下半身に痛み・しびれなどの症状が出る病気です。
「歩いていると足が痛むことがある」といった方の場合、脊柱管狭窄症を発症しているかもしれません。
本記事では、脊柱管狭窄症を発症する原因や症状、治療方法などを解説します。

脊柱管狭窄症とは?気になる症状をわかりやすく解説

脊柱管狭窄症とは、歩行中などに足のしびれ・痛みといった症状が出る病気です。
また、重症化すると排尿時の障害が現れることもあります。
脊柱管狭窄症の代表的な症状を3つご紹介するので、以下の症状が思い当たる場合は脊柱管狭窄症を疑いましょう。

下半身にしびれが出る

脊柱管は足の神経が通るトンネル状の管です。
これが圧迫されて機能不全を起こすことで、下半身にしびれが出ることがあります。
骨盤周辺にある5本の骨のうち、上から1~3番目が圧迫されている場合は太ももに、4~5番目が圧迫されている場合は膝より下にしびれが出ることが普通です。

下半身に痛みが出る

先述した「しびれ」と同じ原理で、下半身に痛みが出ることもあります。
痛みの度合いには個人差があり、軽い場合は歩行中に痛みはじめて、少し休むと再び元気に歩けるようになることが普通です。
しかし症状が重い場合、歩行困難に陥る可能性もあり、楽観視できません。

排尿時の障害が現れる場合がある

脊柱管狭窄症の症状が進行すると、下半身の筋力が失われ、肛門周辺のコントロールが効かなくなる場合があります。
この結果、尿の出が悪くなったり、反対に尿漏れを起こしたりといったトラブルに発展する可能性もあるのです。

脊柱管狭窄症を発症する3つの原因

脊柱管狭窄症を発症する原因は主に3つです。
生活習慣が原因になることもあるため、発症・再発を防ぐためにも原因を確認しておきましょう。

①加齢や労働が原因で黄色靭帯が神経を圧迫している

加齢や腰を使った労働・運動の積み重ねが原因で、黄色靭帯が分厚く変形し、これが神経を圧迫することがあります。
脊柱管は下半身に通じる神経を通すトンネルなので、先述したような症状が引き起こされるのです。

②圧迫骨折などにより骨が変形して神経を圧迫している

圧迫骨折などが原因で骨が変形し、これが神経を圧迫して脊柱管狭窄症を引き起こすことがあります。
圧迫骨折以外にも、側弯症などのトラブルが原因で脊柱管を圧迫することもあるため注意しましょう。
また、圧迫骨折は骨粗鬆症の患者ほど発症しやすいため、特に高齢者の方は注意が必要です。

③喫煙やストレスなど、生活習慣が原因でダメージが蓄積されている

喫煙や糖尿病、ストレスといった生活習慣が原因で脊柱管の周辺にダメージが蓄積され、これが原因で脊柱管狭窄症を発症する場合もあります。
全身の健康を守ることが、脊柱管狭窄症の発症を防ぐとも考えられるのです。

脊柱管狭窄症の治療法

脊柱管狭窄症の治療法は主に3つです。
根本的な改善を目指すためには、病院で手術や投薬治療などを受ける必要があります。
リハビリは鍼灸整骨院で、日常的なケアは自宅などで行い、脊柱管狭窄症の再発を防ぎましょう。

病院で手術や投薬治療を受ける

脊柱管狭窄症を根本的に改善させる方法は、神経を圧迫する原因を取り除くことです。
そのためには手術などの治療が必要なため、まずは病院で診察・治療を受けることを考えましょう。
症状によっては、内服薬や簡単なリハビリ、ブロック注射などで改善できる場合もあります。

ストレッチなどで腰回りをリラックスさせる

痛みを軽減させるための応急処置や、再発を防ぐためのリハビリには、自宅などで行えるストレッチが効果的です。
体に負担をかけることのない、正しい方法でストレッチを行い、腰回りをリラックスさせましょう。

鍼灸整骨院でリハビリを行う

鍼灸整骨院ではリハビリを行えるほか、指圧によって痛みを軽減させるなどの施術を受けられます。
骨盤周りの筋肉をほぐしたり、血流を促進させたりすることも脊柱管狭窄症の症状を軽減させるために有効です。正しいストレッチの方法がわからずに不安な場合も、まずは鍼灸整骨院に相談してアドバイスを受けましょう。

まとめ

脊柱管狭窄症とは、加齢や圧迫骨折などが原因で脊柱管が圧迫され、
足に痛み・しびれなどの症状が出る病気です。
根本的な治療は病院でしか行えませんが、鍼灸整骨院では症状を軽減させる施術やリハビリが可能で、手術後の再発防止にも役立てられます。

千歳烏山駅近くのオリンピア鍼灸整骨院では、腰回りの負担を軽減させるための施術や、血流を促進させる施術、痛みを軽減させる施術などが可能です。
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