脊柱管狭窄症でやってはいけないこととは?自力で行えるリハビリ方法も解説

脊柱管狭窄症を発症した場合、悪化させないためにやってはいけないことがいくつかあります。
本記事では、脊柱管狭窄症を発症した場合や、脊柱管狭窄症の手術後にやってはいけないことを解説します。
自力で行えるリハビリ方法にも触れながら、わかりやすく解説します。

脊柱管狭窄症の発症後・手術後にやってはいけないこと5選

脊柱管狭窄症の発症後・手術後にやってはいけないことは主に5つあります。
腰などに負担をかけず、安静に過ごすことが基本・原則です。
やってはいけない5つのことをご紹介するので、細かく確認しておきましょう。

①痛みやしびれなどの症状が出ているときの運動

痛みやしびれなど、脊柱管狭窄症特有の症状が出ているときは運動を控えましょう。
無理に動くと症状が悪化する恐れがあるほか、痛みのある場所をかばうために別の箇所を痛めてしまうかもしれません。
痛み・しびれがあるときは体に負担がかかるような行動は避けて、安静にすることが第一です。

②間違った姿勢で行うストレッチ・ヨガ

ストレッチやヨガは脊柱管狭窄症のリハビリや予防に有効な場合があります。
しかし、間違った姿勢で行うと脊柱管への圧迫を強めるため逆効果です。
ブログやYouTube、Instagramなどでは頻繁に脊柱管狭窄症対策の運動が紹介されていますが、
根拠のない情報や素人をむやみに信じてはいけません。

③強いマッサージを受ける

筋肉や筋膜の緊張をゆるめる程度のマッサージなら脊柱管狭窄症の症状を緩和させやすいものの、強いマッサージは逆効果になる恐れがあります。
マッサージを希望する場合は、一般的なマッサージ店などに依頼するのではなく、専門的な資格を持ち、脊柱管狭窄症にも詳しい鍼灸整骨院などで指圧を受けるのがおすすめです。

④他の疾患を放置する

脊柱管狭窄症と同じような症状を引き起こす疾患は他にもあります。
たとえば「閉塞性動脈硬化症」などは代表的な例です。
このような疾患を放置すると、他の疾患を見落とす結果につながるため注意しなければなりません。
手術などの専門的な治療を受けても痛み・しびれなどの症状が改善されない場合は、別の疾患が隠れていないか検査を受けて調べましょう。

⑤重い物を持つなど腰に負担がかかる行動

腰に負担がかかる行動も腰に負担をかける恐れがあるため避けるべきです。
床に置いてある重い物を持ち上げたり、腰を反らすような動きをしたりすることは避けましょう。
運動する際も、腰を反らすような動きを含むものは避けてください。

脊柱管狭窄症の発症後・手術後に自力で行えるリハビリ方法

脊柱管狭窄症の発症後・手術後にやってはいけないことと併せて、自力で行えるリハビリ方法も知っておきましょう。
これから紹介する2つの方法は、脊柱管狭窄症を悪化させるリスクが少なく、
再発予防にも効果的と考えられる運動です。

痛みが出ない範囲内でのウォーキング

痛みが出ない範囲内でのウォーキングは、脊柱管狭窄症のリハビリとして有効です。
ウォーキングすることで下半身に筋肉がつき、正しい姿勢を守りやすくなるため、腰への負担を軽減できます。
ウォーキングに不安がある場合は、杖などを使って腰をサポートするとよいでしょう。

自転車やエアロバイクを使った軽い運動

ウォーキングが難しい場合は、さらに腰への負担を減らしながら下半身を強化できる自転車こぎをおすすめします。
ジムなどで行えるエアロバイクを使った運動も効果的ですし、ウォーキングと比べてカロリーも消費しやすく、ダイエット効果を見込めることもメリットです。

脊柱管狭窄症の症状軽減や予防には鍼灸整骨院の治療も効果的

脊柱管狭窄症の症状を軽減させたり、再発を予防したりするためには、鍼灸整骨院で受けられる治療も効果的です。
背骨や骨盤を矯正することで筋肉の負担を減らせるほか、血流の促進も促すことができます。
手術後、思うような回復が見られないといった場合も、1度鍼灸整骨院に相談してみましょう。

まとめ

脊柱管狭窄症の発症後・手術後、痛みなどの症状が出ている際は安静にすることが第一です。
また、間違った姿勢でストレッチやヨガをするなどの体に負担がかかる行動は避けましょう。
反対に、痛みが出ない範囲でのウォーキングや自転車をこぐといった運動はリハビリに有効です。

千歳烏山駅近くのオリンピア鍼灸整骨院では、脊柱管狭窄症の患者様への治療実績が豊富で、なおかつ国家資格を持つプロのスタッフが施術を行います。
定額で好きなメニューが受け放題のサブスクもご用意しておりますので、脊柱管狭窄症に悩まされている方、再発を避けたい方はご相談ください。

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