動悸息切れの原因は病気の可能性も!症状や対処法をご紹介

動悸息切れが起こると、「何かの病気かもしれない…」と不安に思う人は多いのですよね。
実際に、動悸息切れの原因は病気の可能性もありますが、日常生活が原因のケースもあります。
今回は、動悸息切れの原因を疾患と日常生活の2種類に分けて解説し、症状や対象法を紹介していきます。

動悸息切れの症状

動悸息切れには、以下の症状が起こります。

・急に胸がドキドキする
・寝ているだけで胸がドキドキする
・少し歩いただけで息が切れる

運動など激しく体を動かしたあとに、胸がドキドキしたり息がしづらくなったりするのは一般的です。
しかし、特に何もしていないのにこのような症状が起こるのが動悸息切れです。
リラックスしているときでさえこのような症状が起こるため、日常生活に支障をきたすこともあります。

動悸息切れの原因

動悸息切れは、大きく原因が「疾患」と「日常生活」の2種類にわかれます。
それぞれの具体的な内容を見てきましょう。

ただし、息切れの頻度や症状は人それぞれです。
疾患と判断されにくい特徴でも、疾患が潜んでいるケースもあります。
自己判断せず専門機関に受診しましょう。

疾患

たまに動悸息切れを感じるくらいであれば、疾患の可能性は高くないと言われています。
しかし、頻度が多かったり脈の乱れを感じたりする場合は、疾患が原因の可能性が高いです。
動悸息切れの原因になる疾患には、心臓が関わる疾患と関わらない疾患の2パターンあります。

心臓に関する疾患

心臓に関する疾患には、以下が挙げられます。

・心不全
・弁膜症
・拡張型心筋症 など

動悸息切れに伴い、むくみや倦怠感がある場合は、心臓に関する疾患である可能性があります。

心臓以外に関する疾患

心臓以外に関する疾患には、以下が挙げられます。

・バセドウ病
・低血糖症
・更年期障害 など

日常生活

病気ではなくても、日常生活が原因で動悸息切れが起こることもあります。
以下に心当たりがある人は、日常生活が原因で動悸息切れが起こっている可能性が高いです。

・ストレス
・自律神経の乱れ
・カフェインやアルコールの過剰摂取

ストレス

体と心は密接に関係しています。
ストレスが溜まると脳の機能に影響を及ぼし、動脈が一時的に痙攣するため動悸息切れが起こると言われています。
さらに過剰に緊張することによるストレスも、呼吸が浅くなり動悸息切れが起こる原因の一つです。

自律神経の乱れ

自律神経とは、体の機能をコントロールする神経のことです。
自律神経のバランスが乱れると体の機能がうまく機能しなくなり、体に不快をもたらすさまざまな症状を引き起こします。
自律神経は脈拍の動きや呼吸をコントロールする役割もあるため、自律神経が乱れると動悸息切れが起こります。

カフェインやアルコールの過剰摂取

お茶やコーヒーに含まれているカフェインやお酒に含まれているアルコールは、自律神経を刺激する役割があります。
そのため、過剰摂取すると脈拍が早くなり動悸息切れが起こってしまうのです。

日常生活が原因の動悸息切れが起きたときの対処法

疾患が原因の動悸息切れが起こった場合は、専門の医療機関を受信する必要があります。
しかし、日常生活が原因の動悸息切れの場合は自分で対処できる場合もあります。

落ち着いて深呼吸する

動悸息切れを感じたら、焦らずに落ち着いて深呼吸をしましょう。
吸うときにお腹を膨らませ、吐くときにお腹をへこませる腹式呼吸がおすすめです。
深い呼吸を上手にすることで、動悸息切れが改善します。
アロマや香水の香りを嗅ぎながら深呼吸を行うと、さらにリラックス効果が高まります。

生活リズムを整える

体は、朝と夜に合わせて、活動に必要な交感神経とリラックスに必要な副交感神経を交互に優位にしています。
しかし、生活リズムが乱れていると自律神経が自然に切り替わらず、自律神経が乱れてしまうのです。
起床時間や就寝時間などの生活リズムを整えることで、自律神経の乱れを正常に戻します。

朝には、太陽を浴びたり朝食を食べたりすることで、朝であることを体に知らせることも重要です。
反対に夜は真っ暗な中で寝たり寝る直前はスマホを控えたりすると、体に夜であることを伝えて自律神経が切り替わりやすくなります。

コーヒーやお酒を控える

カフェインやアルコールが多く含まれているコーヒーやお酒は、過剰摂取しないよう一日の摂取量に注意しましょう。
一日に飲むべきコーヒーの量は、一日3〜4杯 までだと言われています。
それ以上摂取してしまうと自律神経を刺激し、動悸息切れが起こる可能性が高いです。

お酒の目安摂取量は、アルコールの量が一日20g程度 であることです。
ビールだとロング缶1本、ワインだとグラス2杯程度 になるため、それ以上飲まないように気をつけましょう。

まとめ

動悸息切れは、激しい運動をしていないのにも関わらず、胸がドキドキしたり呼吸がしづらくなったりする症状です。
動悸息切れの原因には疾患と日常生活の2種類あり、疾患が原因の場合は早めに医療機関で受診しましょう。
日常生活が原因の場合は、今回紹介した対処法を実践してみてください。

疾患が原因でないのに動悸息切れが治らない人は、オリンピア鍼灸整骨院にご相談ください。
鍼灸や整骨で体の乱れを整え、動悸息切れを根本から治療します。
サブスクとして定期的に通えるため、動悸息切れ以外にも体の不調を直すことができます。

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