「寝ても疲れが取れない」は放置NG!原因+対処法・予防法を解説

寝ても疲れが取れないとき、「いつか治るだろう」「とにかく寝よう!」など
放置し続けるのはおすすめできません。
今回は、疲れが取れない状態を放置するリスクや、疲れの原因などを解説します。

取れない疲れへの対処法や予防法についても解説しているので、悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
この記事を読めば、疲れの改善を目指せるほか、日々の生活習慣を見つめ直すきっかけにもなります。

寝ても疲れが取れない原因

寝ても疲れが取れない原因は、以下の3つの原因が考えられます。

日常的なストレス

ストレスにより自律神経が乱れると睡眠の質を下げ、疲れが取れにくくなります。
自律神経が乱れた場合、身体の緊張・興奮をつかさどる神経が優位に働きます。

身体はリラックスできず、深い眠りにつけません。
疲労が回復しづらくなるので、朝起きても疲れが残っているように感じます。

エネルギー不足

人の身体は食べ物から得るエネルギーで活動するため、不足すると疲れを感じやすくなります。
エネルギーは疲れの回復にも活用されますが、足りなければ睡眠でも十分な回復は期待できません。

身体のエネルギーとなる栄養素は、主にタンパク質・糖質・脂質の3つです 。
普段の食生活でこれらの栄養素が欠けていないか、振り返ってみましょう。

睡眠不足

睡眠不足では身体の疲れを十分に回復できず、翌朝も疲れが残ってしまいます。
睡眠は脳や身体、傷などを回復する役割があります。
脳にとって睡眠は唯一の休息時間なので、機能回復のためにも休ませなければなりません。

就寝前のスマートフォンやテレビなどの光は、脳を覚醒させるため睡眠を妨げます。
翌朝にも疲れが残っている人は、就寝前の行動が原因の可能性もあります 。

疲れを放置すると起こるリスク

疲労が慢性化した場合、慢性疲労症候群を引き起こす 可能性があります。
慢性疲労症候群になると、以下のような症状が現れます。

<慢性疲労症候群の症状 >
・目が覚めたときから強い疲労を感じる
・集中力の低下
・頭痛
・抑うつ

日常生活に支障をきたす恐れもあるので、次項から解説する疲れへの対処法・予防法を実践してみましょう。

寝ても疲れが取れないときの対処法

疲れが取れないときは、睡眠環境や寝る前の行動を改善することで、疲れを回復させられる可能性があります。
誰でもできる簡単な方法を解説するので、今日からでも試してみてください。

自分の身体に合った睡眠時間を確保

自分の身体に合う睡眠時間を確保するだけでも、疲れの改善効果に期待できます。
睡眠は、脈拍・呼吸を安定させ、筋肉を緊張状態から解放します。
自律神経を整える効果もあり、身体・脳の疲労は睡眠でなければ回復させられません。

ただし、自分の身体に合わない睡眠時間では、十分に疲労を回復させられない恐れがあります。
休日などを利用し、目が覚めてスッキリした気分になる睡眠時間を見つけてみてください。

寝る前の工夫で睡眠の質を改善

寝る前は、以下の行動で睡眠の質を改善しましょう。

<睡眠の質を改善させる行動 >
・寝る前(1時間程度)にぬるめのお湯に浸かる
・光を目に入れない(スマホやテレビなど)

睡眠時間を確保しても、睡眠の質が悪ければ疲労の回復効果が弱くなります。
身体が自然と眠りにつきやすいよう、上記のような行動を意識してみてください。

疲れさせないための予防法

身体を疲れさせないためには、運動と食事へ意識を向ける必要があります。
普段の生活習慣と照らし合わせながら、改善できるポイントを見つけてみましょう。

運動習慣の

身体を疲れさせないためには、十分な運動で筋力低下を予防することが重要です。
筋肉量が少なくなると血液循環が悪化し、「疲労物質の排出が滞る」「筋肉が過緊張状態(肩こりなど)になる」などの症状が起こりやすくなります。

筋肉量は10代~30代前半がピークを迎え、40代以降は下降 していきます。
疲労を蓄積させないためにも、年齢に応じた運動習慣を身につけましょう。

運動習慣を身につけるには、以下のポイントを意識してみてください。

<運動習慣を身につけるポイント >
・通勤や通学時にウォーキング
・昼休みなどの休憩時間は散歩
・デスクワーク中は定期的に立ち上がりストレッチ

日々のちょっとした心がけで、運動習慣は身につけられます。

栄養バランスを考えた食事

「エネルギー不足 」でも解説したように、身体に必要なエネルギー(栄養)を摂取することで、疲れにくい身体づくりが目指せます。
ただし、闇雲に糖分やタンパク質を摂ればいいわけではありません。

大切なのは、以下の5大栄養素をバランス良く摂取することです。

<5大栄養素とは? >
・糖質:身体や脳を動かすエネルギー源
・脂質:エネルギー源であり、神経や細胞の材料でもある
・タンパク質:筋肉や髪などの材料
・ビタミン:身体の調子を整える
・ミネラル:身体の調子を整えつつ、血液・骨の材料でもある

ダイエットなどで糖質・脂質を抑える人もいますが、身体の疲労を回復させ、筋肉・脳を活動させるには必要な栄養素です。
大切なのは、各栄養素をバランス良く摂取して、身体・脳の活動を妨げないことです。

まとめ

寝ても疲れが取れないときは、睡眠や食事、運動など「生活習慣」を見直すことが大切です。
悪い習慣を一つずつ改善して、疲れの回復・予防に努めましょう。

また、「自分では難しい」「思うように改善しない」という場合は、オリンピア鍼灸整骨院 へご相談ください。
当院では、身体の不調に対し根本治療を行っています。
姿勢・自律神経の改善や疲れにくい身体づくりなどの施術 も行えるので、日々の疲れが取れない方にもおすすめです。

通院は月2~5回、メニューは自由にカスタマイズできます。
料金は月額制(サブスク)でのお支払いも可能なので、予算に合わせて通院していただけます。

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