眼精疲労に鍼は効く?疲れの原因や回復に役立つツボをご紹介

パソコンやスマホを使って過ごす時間が長い現代人にとって、眼精疲労は頭痛の種になりがちです。ドライアイで目薬を手放せない人も多いかもしれません。そんなお悩みを抱えている方には「鍼」がおすすめです。眼精疲労の原因に触れながら、鍼が眼精疲労の回復に役立つ理由を解説します。

眼精疲労の主な原因

眼精疲労の原因は主に3つあります。後ほど眼精疲労に有効な対策もご紹介しますが、思い当たるものがある場合は改善を試みましょう。

パソコンやスマホを使いすぎている

パソコンやスマホを長時間使ったり、テレビを見すぎたりすると、光の刺激を受けて眼精疲労を引き起こします。これは「VDT症候群」とも呼ばれており、現代人特有の問題です。10分置きに休憩を挟むなどして目を休ませましょう。

度の合わないメガネ・コンタクトレンズを使っている

度の合わないメガネ・コンタクトレンズを使っていると、焦点を合わせるために目が過剰に働いて眼精疲労の原因になります。定期的に視力検査を行い、視力が変わっている場合や乱視がある場合などは適切に矯正しましょう。

目以外の場所に異常やストレスがある

目以外の場所に異常がある場合も眼精疲労に悩まされることがあります。たとえば高血圧や低血圧、糖尿病、脳神経疾患といったトラブルも眼精疲労の原因のひとつです。また、ストレスも自律神経に影響を与え、まばたきの量が減って眼精疲労を招く可能性があります。

眼精疲労に鍼が効く?回復に役立つ8つのツボ

さまざまな原因で発生した眼精疲労には、鍼を使った治療が効果的です。応急処置として指圧も有効なので、眼精疲労に効く8つのツボをご紹介します。いずれも指の腹を使って小さく円を描くようにマッサージしましょう。

【眼精疲労に効果的な8つのツボ】

ツボの名前 ツボの場所
晴明(せいめい) 左右の目頭から少し内側に離れた場所にあるくぼみの周辺
瞳子髎(どうしりょう) 目尻から指一本分外側に離れた場所
攅竹(さんちく) 眉毛の内側の端にあり、指圧した際に痛みを感じる場所
魚腰(ぎょよう) 眉毛の中心部分からやや下にある場所
絲竹空(しちくくう) 眉毛の外側の端にあり、指圧した際に痛みを感じる場所
太陽(たいよう) こめかみと目尻の中間にあるくぼみの周辺
四白(しはく) 瞳の中心から指1本分下にある場所
陽白(しはく) 瞳の中心から指1本分上にある場所

 

指圧と合わせて、蒸しタオルなどで目全体を覆って温めるのも有効です。
鍼灸整骨院では、お客様の症状に合わせた施術を行っています。
眼精疲労の原因が何らかの疾患である場合、これを見極めて医療機関への通院もおすすめすることもあります。

鍼と合わせると有効な3つの眼精疲労対策

鍼灸整骨院で受けられる施術と合わせると有効な3つの眼精疲労対策をご紹介します。
いずれも仕事や趣味の習慣を少し見直したり、リラックスタイムにひと手間を追加したりするだけでできる対策なので、施術後に眼精疲労をぶり返さないためにも取り入れてみましょう。

パソコンやスマホから50cm以上離れる

パソコンやスマホ、テレビなどの画面に近付きすぎると目に力が入り、ブルーライトの影響も受けやすくなって眼精疲労につながります。
パソコンやスマホを使ったり、テレビを見たりするときは、目安として画面から50cm~70cmほどの距離をとりましょう。

まぶたを温める

まぶたを温めると目の周りの血流が促進され、緊張状態がほぐれます。
睡眠前などのリラックスタイムに蒸しタオルで目を覆うなどして対策しましょう。
また、入浴時に目を閉じた状態で温かいシャワーを数分かけたり、お茶を入れたときの蒸気を目にあてたりする対策も有効です。

パソコンやスマホの画面を暗めにする

パソコンやスマホは明るさを調節できるため、画面を暗めに設定しましょう。
ただし、画面が暗すぎると目が焦点を合わせようとして力んでしまうため逆効果です。
まぶしいと思わず、画面から50cm離れても無理なく文字が見える程度の明るさに調節すれば、仕事などによる疲れも軽減させられます。

まとめ

眼精疲労は、パソコンやスマホを使い過ぎたり、度の合わないメガネを使ったり、ストレスなど全身に異常があったりする場合に起こります。
眼精疲労に効くツボはいくつもあるので、鍼灸整骨院で施術を受け、日ごろの習慣も見直しながら改善を目指しましょう。

千歳烏山駅近くにあるオリンピア鍼灸整骨院では、根本治療を前提とした施術を行っています。
予算内であらゆるメニューをご利用いただけるサブスクもご用意いたしました。
眼精疲労などの症状にお悩みの際は、ぜひ当院にご相談ください。

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