ミトコンドリア年齢/活性化/不妊治療/オリンピア鍼灸整骨院

こんにちは。オリンピア鍼灸整骨院 鍼灸師の田沼です。

老化や妊娠について考えて、ミトコンドリアの機能維持を意識されたことはあるでしょうか?

 

ミトコンドリアは私達の身体の60兆個の細胞にある器官で、細胞内でエネルギー生産を行っています。そのため、ミトコンドリアの質や量は、私達の加齢や例えば妊娠する力に関係してきます。お身体の使い方、生活の仕方、そして思考の癖などで現れてくる身体年齢に個人差がある1つの理由は、ミトコンドリアの機能差です。

 

ミトコンドリアの機能は、卵子の質にも関係しています。

卵子は、植物の種が発芽するのと同様に、生命を生み、成長させるのに大きなエネルギーを必要とします。受精卵が着床して、細胞分裂を起こしていくためには、多量のエネルギーが必要です。そのため、エネルギーを生産するミトコンドリアの量が一番多い細胞は卵子で、10万個以上のミトコンドリアをもっています。そのためミトコンドリアの機能が低下すると、卵子の質も低下してしまいます。そして反対に、ミトコンドリアの機能が向上すると、多くのエネルギーが生み出され、卵子の質はあがります。

 

そのためミトコンドリアと卵子は一緒に老化していくものと考えられます。卵子の中のミトコンドリアも、卵子が原子細胞の時に作られた時に、一緒につくられます。そして卵子が受精して、細胞分裂を繰り返し、胚盤胞になるまで、ミトコンドリアが新しくつくられることはありません。そのため、エネルギーを多量に必要とする受精や受精後の細胞分裂の時期に、すでにミトコンドリアが老化している場合は、妊娠及び妊娠の継続が難しくなってきます。流産を繰り返す1つの原因とも考えられます。

 

「生命のエネルギー」と「腎」

東洋医学でも同様に、生命のエネルギーは生まれた時から先天的に備わっていると考えられています。そしてミトコンドリアのエネルギーの生産が減少していくと同様に、死に向けて生命のエネルギーも減少していきます。また生命のエネルギーは、妊娠などの生命を生む力でもあります。このように「生きる」そして「生命を生む」ためのエネルギーを、東洋医学では「腎」のエネルギーとしてとらえています。「腎」は、腎臓や腎臓機能に関連した抽象概念ですが、例えば尿の問題が現れてくるなど、年を取るごとに腎臓という臓器の機能が顕著に落ち、「腎」のエネルギーも落ちてきます。また「腎」のエネルギーは妊娠にも必要であり、不妊では頻繁に「腎」のエネルギー不足が見られる他、産後に顕著にみられるのも「腎」のエネルギー不足です。そのため、健康に生きるため、妊娠しやすくするためにも、東洋医学では「腎」のエネルギーを増強するお手つだいをしていきます。また「腎」のエネルギーが弱くなっている時は、血流も悪くなっていたり、冷えやすかったりもしています。そのため、お身体の冷えやすくなっている部分、「腎」の機能を強化していくツボを刺激し、温めていきます。

 

では身体の生命力の源となるミトコンドリアの機能低下はどのように起こるのでしょうか?

加齢のみならず、食生活、腸内環境、貧血、重金属の体内での影響などがミトコンドリアの老化に関与していると言われていますが、肉体的・精神的ストレスは体内で活性酸素を発生させ、ミトコンドリアの老化に最も影響していると言われています。活性酸素自体は体内で必要とされますが、生産のバランスが崩れることで酸化ストレスを起こし、動脈硬化や不妊などの原因となっていると言われています。

 

「精神的ストレス」と「心」

そして同様のメカニズムが東洋医学でも説明されています。
生命を生み出す力「腎」のエネルギー不足は、「心」を弱くします。産後に「腎」の力が落ちている時は、例えば産後鬱になりやすい時期であり、不妊で「腎」機能が落ちている時は、例えば肉体的・精神的ストレスを溜め込んでいる時であったりします。また、加齢、過労などで「腎」のエネルギーが落ちている時は、心も折れやすい時です。不妊治療中も、考えたり、思い悩んでいたりする方が多い印象を受けます。そしてその習慣や思考の癖がまた活性酸素を生産してミトコンドリアの機能低下や卵の質の低下を引き起こしています。

 

肉体的・精神的ストレス

ミトコンドリアの機能低下による身体のエネルギーの減少
= 「腎」のエネルギー低下

卵子のエネルギー低下
不妊
産後鬱
加齢


ではどのようにミトコンドリアの老化を防ぐことができるのでしょうか?

[葉酸]
妊娠前や妊娠中特に葉酸を取る方は多いかと思いますが、葉酸はミトコンドリアで使用され、また酸化ストレスなどで変異など起こしやすいミトコンドリアのDNAの合成に必要とされます。そのため抗酸化作用のある食事をとることも重要とされています。

 

[飢餓状態]
受精や細胞分裂に必要とされるエネルギー量を上げるために、そして卵子の機能や質を向上させるために、
卵子の中のミトコンドリアを増やしたり、機能を改善したりする必要があります。けれどミトコンドリアは飢餓状態で顕著に増殖され、不妊治療中などにカロリー制限することは難しくなります。そのためオリンピア鍼灸整骨院では、ミトコンドリアの機能アップに物理療法を使用することで、妊活中のお身体に無理のない方法でミトコンドリアの量や機能を上げています。

 

[有酸素運動]
適度な運動がミトコンドリアを活性化させて、エネルギーの生産をあげることができます。不妊治療で勧められる一日30分以上のウォーキングでも、身体を変えていくことが可能です。しかし怪我や身体の状況によって、お身体を動かすことができない間に、加齢は進みます。そんな時は妊活中と同様にメインテナンスが必要です。

このようにミトコンドリア年齢は、栄養、運動、メインテナンスによって大きく変わってきます。そのため、ミトコンドリア年齢と共に、生活習慣によって、実年齢と身体年齢の差が出てきます。身体の機能低下や、老化のスピードを遅らせていくためにも、ミトコンドリア年齢とケアについて考えてみて下さい。ご相談承っております。

 

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